「死にたい」「消えたい」の希死念慮。抜け出すために私が試した行動を丁寧に解説します!

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こんにちは。ゆうなです!

5月中旬から約1カ月、不調の波が押し寄せたり引いたり、不安定な状態でした😰

ここ1週間でやっと 不調の波から回復し、こうしてブログを書くことができています。

今回は、私の精神症状にある希死念慮について自分なりの向き合い方をまとめたので、この記事が同じように悩む方の参考になれば幸いです。

ゆうな
ゆうな

今まで何度も経験してきた「死にたい」「消えたい」感情は、とてもとても辛いものですが、それを乗り超えた後には、より一層自分への理解が深まり対処法も1つ2つと増えてしなやかな心身になっていると感じます

今回は不安を感じやすいテーマではありますが、希望を感じられる内容となっていますので、安心して読んでいただければと思います。

この記事はこんな方にオススメ
  • 「死にたい」「消えたい」がある
  • 希死念慮への対処法のヒントを得たい
  • 栄養療法を実践したい
ブログを書いている人
  • 20歳でパニック障害になった40代・2児の母
  • 2019年9月から藤川理論の栄養療法をスタート
  • 4年で8~9割ほど改善。花粉症も改善していきたい
  • 元 精神科ソーシャルワーカー

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希死念慮から抜け出すためにしたこと

メンタル不調のどん底にいるとき、私の場合たいてい胃腸の不調も重なっています

そこへ、プロテインやサプリを投入すると余計に症状が悪化します。

胃腸から栄養が吸収されないばかりか負担を増やすことになるからだと思います。

4年の栄養療法で失敗してきた最悪パターン食事もままならなのにプロテインとサプリを摂取していた場合です。

不調の大きな要因の一つが栄養不足であるとの理解は大事ですが、栄養を摂るよりもまず胃腸が回復するのをゆっくり待つ時間が必要です。

そして胃腸が回復してから栄養療法を再開するのが私の今のベター策となっています。

メンタルも胃腸も不調の時期を休息期、胃腸の調子がよくなってきた時期を回復期と私なりに捉え、それぞれの時期に取り入れて救われたものをご紹介します。

寝る、横になる

胃腸の不調により、食べられない期間があると、エネルギーも足りなくなり体が動かなくなります。

とにかくこの時期はエネルギー消費を生きていくうえで最小限必要なものにしぼって、体を休めるようにしました。

薬に頼る

薬は依存するのが怖くて何年も飲んでなかったのですが、休息期の間は栄養療法での回復が図れないことから薬に頼ることにしました。

頓服でジェイゾロフト25mgの後発薬を処方していただき、予期不安や希死念慮が湧いてきたときに服用しました。

胃腸に負担がかからずに、効果も得られるので助かりました。

薬には嫌悪感がありましたが、自分の過ごしやすさを優先して上手に活用すればいいと今は思っています。

五感が落ち着くことをする

私の例でいうと、木の香りをかぐゆったりとした音楽を聞く山をボーっとながめる柔らかいものに触れる深い呼吸をする自分で自分の肩をなでる家族にハグをしてもらうなど。

不調のときには五感が敏感になっており、小さな刺激にも反応しやすいと感じています。

これをチャンスだととらえ、調子がいいときには見つけられない自分の安心アイテムを見つけていくと思って探していきました。

話を聴いてもらう

「語るは最高の治療」という言葉があります。(全日本断酒連盟の初代会長・松村春繁さん語録)

本当にそのとおりだと思います。

私は感情が豊かな人間で、心の内を明らかにすることに安心し感情を制限されることを苦しく感じるタイプです。

なので、「死にたい」「消えたい」の苦しい感情も誰かに話すことで心の負担が少し軽くなります。(私の場合はそうですが、違うタイプの方もいると思います)

夫に直接話す、電話で母や姉、友人などに話す、LINEでやりとりをするなどして、つらい時間を紛らわすように過ごしました。

DMなどで伊藤欣朗先生三世敏彦先生に励ましや労いの言葉をいただき、すずめこころの相談室の上領直子先生にも話を聴いていただけたおかげさまで、今こうして生きていれます。

本当にみなさまに感謝していますありがとうございます

私とは逆の思慮深くて用心深い慎重な性質の方は、自分のことを語るのは苦手かもしれません。

その場合は、人の体験を見たり聞いたりする方がいいと思います。

松村語録には「聞くは最高の治療」という言葉もありますので、語るより、見聞きしたことを自分自身で考えるようにするといいかもしれません。

同じように希死念慮や自殺念慮で苦しんだうつ病経験者の方の体験記がオススメです。

※活字を読む余裕がない方は、今は休息に専念してください

安心できる場所に身を置く

私は自宅が一番落ち着くのですが、近所の騒音など状況によっては不安を感じることもあります。

3年前に肺炎にかかり心身ともに絶不調で希死念慮に襲われたときは、奄美の実家に帰省したことで休息することができました。

今回は、実家に帰省はしませんでしたが友人夫婦に自分の状態を相談すると「いつでもうちに来ていいよ」と言ってもらえました。

(その家は住宅街から離れた山奥にあるので、少々叫ぼうが暴れようが人目に触れない安心感があります😊)

その一言で大きな安心感を得ることができ、今回、回復へ向かうことができました。

「今はこれでよい」と何度もつぶやく

休息期はとにかく、自分が落ち着くことに専念することが大事です。

私は日頃は意欲が高くて努力家だと自分で思っているのですが、メンタルが落ちるとそれが呪縛となり「このままではダメだ」と追い詰めてしまいます。

そんなとき「今はこれでよい」とつぶやくようにしました。

「今はこれでよい」という感覚を持つことは成長を諦めるということではありません

元気になったらまた努力家の自分になればいいのです。

そんな生き方のヒントをこの本から得てスマホに手書きの付箋を貼り、何度もつぶやきました。

※繰返しますが、活字を読む余裕がない方は、休息に専念ですよ!

経皮でマグネシウムを補給

胃腸が不調なときは、栄養療法を一時的に休む必要があります。

そんなときでも経皮マグネシウムは自宅でも簡単にできるので、休息期の間ずっと実践していました。

その方法はにがりを皮膚に塗ること塩化マグネシウム入浴です。

私は皮膚が強くほとんどかゆみがないので原液で塗りますが、敏感肌の方は水で薄めて塗るといいですよ。

蒸し暑い季節になってきましたが、しっかり湯船に浸かって入浴するのが大事です。

塩化マグネシウム(死海の塩がオススメ)は200mlの計量カップで1杯〜1.3杯ほどを湯船に入れます。

胃腸が回復し、体力・気力に余裕が出てきたときにやってみた行動をご紹介します。

高タンパク/低糖質食をしっかりと!

今回、不調の波はきましたが、パニック障害や花粉症の改善、風邪を引きにくくなったなどの健康度が上がったのは4年の栄養療法のおかげだと確信しています。

なので、胃腸が回復したら基本に戻って、まずは食事からコツコツ積み重ねていっているところです。

栄養療法のやり方についてはこちらの記事で紹介しています。

自分に必要な栄養素を見極めて摂る

血液検査では、BUN20以上、フェリチン200以上でタンパク質や鉄は十分に足りていると判断し、他に不足している栄養素を探りました。

藤川徳美先生のブログや本でパニック障害、希死念慮のある事例を読み直し、フラッシュフリーナイアシンを増やすこと、マグネシウムもお腹がゆるくなる直前まで増量することにしました。

胃腸の不調が治ってもマグネシウムは、1錠(133mg)を飲んだだけでもお腹がゆるくなりました。

でも眼瞼痙攣や足のむくみ、ムズムズ脚症候群などマグネシウム不足の症状は出ていたので、経皮吸収を頻回に根気強く続けました。

プロテイン、サプリを再開して1週間経ったころには、服薬なしでも希死念慮が出てこなくなりました。
(また症状が出てくるかもしれないので油断はできませんが・・・)

歩く

私は3年前の絶不調後から朝のウォーキングを始めたのですが、適度な運動は心身の健康にとても有効だと実感しています。

休息期でしっかり体を休めることができると、体力が戻ってきて今度は逆に眠れなくなりました。

昼も寝ているので夜に眠くならないのです。

そこで、朝のウォーキングを再開すると、体がしっかり疲れて夜に眠くなり、日常の生活リズムを取り戻せてきました。

外でのウォーキングが難しい場合は、ステッパーがおすすめです。

なかでも油圧式は静音で踏み込むときの滑らかさが、足の筋肉へのよい刺激を感じられて好きです。

間食をコントロールする

胃腸が快調になってくると、急にお腹が空き、食べる量が増えてきました。

そこで手軽に食べられる糖質に手を出し、不調に逆戻りをする失敗を経験した私は、自分にとって食べ過ぎてもよいものを用意するようにしました。

噛み応えのあるナッツ類、するめ、高カカオのチョコやカカオマスなど。

不調の原因を特定し対策を練る

ここ1年ほど、私は栄養療法によって「自分史上、最高に元気」になっていました。

そのことによって、なんでもできるような気になり、3年間続けたウォーキングをジョギングに移行していきました。(走るのは週1~2日ですが)

朝、4時過ぎに起きて走ったり、筋トレしたり、
子どもたちの陸上クラブも時々参加してメニューをこなしたり、
山登りをしたり
週1回のエアロビクス教室に歩いて行く(往復2.5km)など、とにかく運動を心がけていました。

5月19日、人生で初めて10km以上を走る練習をした数日後、急に不調が現れました。

  • 寝つけない
  • 不安
  • 「自分は何をやってもダメだ」という落ち込み
  • 希死念慮
  • 頭がボーッとする
  • 日中眠い
  • 体に力が入らない、など

ダイエットをしていたことも不調になった要因でした。

健康や肉体美、「もっと体力をつけたい」などの憧れを手に入れるために運動とダイエットを頑張ってみましたが、今回は失敗の損失が大きかったです。

自分のキャパに見合わない過度な運動とダイエットが原因とわかったので、今後の対策として、体の調子を見ながら適度な運動、筋トレに留めるようにします。

そして、自分が思っている以上に観察期間を長く取り、不調の兆候が出ていないかをチェックする必要があるとも感じました。

今後の展望

私は産後、パニックの悪化によって、外出や旅行を楽しめない、引きこもりがちな主婦になっていました。

そんな私が藤川理論によってパニック発作や不安が軽減し外出できるようになり別人になったかのように元気になったのですが・・・

思い返せば、幼少期から体力がなかったり集中力がなく手先も不器用で発達障害の特徴も持ち、人の何倍も苦手なことが多い子どもでした。

そんなコンプレックスを抱えていた私なので「元気になりたい」「普通になりたい」「色んなことに挑戦したい」という思いが強く、今回の無理につながったと反省しています。

栄養療法は、超人になれる魔法ではないです。

自分の器を知り、自分にあった活動や幸せを追求することが大事で、そこに栄養療法の力を借りて、精一杯努力することが大事!

努力や自分磨きはしつつも、身体からのサインを敏感にキャッチし、その都度修正や時には立ち止まりながら、よりよい人生のために栄養療法を続けていきます。

ゆうな
ゆうな

みなさんも、焦らずコツコツ一緒に取り組みましょう〜

カウンセラー歴7年、栄養療法5年の経験を活かしてカウンセリングと栄養療法の相談受けつけています😊

申込みは以下のフォームからどうぞ👇

コメント

  1. サテラ より:

    >胃腸の不調に伴うメンタル不調
    そこへ、プロテインやサプリを投入すると余計に症状が悪化
    胃腸から栄養が吸収されないばかりか負担を増やす
    栄養を摂るよりもまず胃腸が回復
    胃腸が回復してから栄養療法を再開するのが私の今のベター策

    とっても共感して拝読しました!
    そのほかの記事も参考にしております!

    藤川理論を始めて、半年ほどの初心者です。
    二児のアラフォー母です。
    大量のサプリで胃腸壊してから、ずっと胃腸が弱いです・・・^^;

    質問がふたつあり、コメントさせていただきました。

    ・藤川先生のブログを読んでいると
    胃腸の弱いのはタンパク質不足で、
    数か月から数年で強くなると記載されていますが、
    藤川理論を何年も実行されているゆうなさんの体感として、
    タンパク質が満たされてきても胃腸は強くならないで合ってますか?

    ・最近プロテインの甘い味に飽きてきました。
    果実系のプロテイン以外にオススメのものや
    私はこうしてるなどはありますか?

    良かったら教えていただけると嬉しいです!
    よろしくお願いいたします。

    • ハチャメチャ☆カウンセラーゆうな ハチャメチャ☆カウンセラーゆうな より:

      サテラさん、嬉しいコメントありがとうございます。
      ブログを発信していてよかったと励みになります。

      質問について私なりにお答えさせていただきますね。
      1つ目の質問に関しては、タンパク質が満たされることで、少しずつですが胃腸は強くなると思います。
      私は、過敏性腸症候群で、パニック障害発症前後(20年前)から、飲み会の後や食べすぎた日などは嘔吐下痢をしていました。
      小さい頃からもあったようにも思います。

      栄養療法をはじめてそれが少しずつ改善してきました。
      糖質制限が特に私には合っていたようで改善したと思っています。
      一番最後に嘔吐下痢の症状が出たのは、3年前に結婚パーティーに参加した日の夜で、久しぶりに糖質の料理を食べ、ケーキも食べたことが原因だと思っています。

      それ以来、糖質や外食先での揚げ物、油もの、スイーツなどには気をつけるようになり、今では症状が出ていません。
      1年前にピロリ菌の除去をしたのもよかったのかもしれません。
      初めての胃カメラでピロリ菌による萎縮性胃炎があるとの診断も受けました。
      今年は、萎縮性胃炎はあるものの、それ以外の異常はないと言われました。

      2つ目の質問に関しては、私はプレーン味を主に飲んでいるのですが、子どもたちが酸味のあるプロテインを飲んでいます。
      我が家のオススメ順でいうと
      ・ビーレジェンドの酸っパイン味(ビーレジェンド公式ショップでしか買えないのが寂しいところですが)
      ・ビーレジェンドの背中に鬼レモン
      ・ビーレジェンドのベリベリベリー(公式ショップ人気No1)
      ・ザバスのミルクプロテイン、ヨーグルト味(コンビニなどで蓋つきの紙パックで売っています)
      などがいいですよ。

      出産経験も生理もある女性は、回復は本当にゆっくりだと思います。
      でも確実に、少しずつ良くなっていくと思いますので、焦らず栄養療法つづけていきましょうね。
      楽しめたらさらにいいかもしれません(^^)

      • サテラ より:

        ゆうなさん、ありがとうございます!

        胃腸は強くなってくるけど、
        高タンパク、低糖質を崩したり、なんらかの原因で不調になると理解しました!
        食生活も拝見しましたが、糖質ほとんどないですものね!

        プロテインは一生続ける、
        そこにメガビタミンをプラスするって
        なかなか難しいですが、教えていただいたものなどいろいろ試してみたいと思います!

        ゆうなさんのブログ、女性ならではのきめ細やかさや優しさを感じてとっても参考にしておりますよ!
        これからも楽しみにしております^^

        • ハチャメチャ☆カウンセラーゆうな ハチャメチャ☆カウンセラーゆうな より:

          どういたしまして。
          ブログ記事も丁寧に見ていただいて嬉しいです。ありがとうございます。

          ”プロテインは一生続ける、
          そこにメガビタミンをプラスするって
          なかなか難しいですが、教えていただいたものなどいろいろ試してみたいと思います!”

          本当にその通りで、実践も大変ですし、社会生活との乖離が生じますよね。
          会食などは、特に気を使います。

          それでも、私は藤川理論の栄養療法によって、家族との外出、乗り物に乗っての遠出、友人・知人との外出などパニック発作に怯えずに楽しめることが増えたり、疲労とイライラで億劫だった家事育児をスムーズにこなせるようになり、小さいですけど日々の幸せを手に入れています。

          どこを目指すか、どこまで実践できるかは人それぞれですが、サテラさんなりの楽しい人生になるよう応援しています。

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