汗をかく夏は経皮&経口でマグネシウム補給をしっかりしよう！

今回は、夏こそマグネシウムの補給が大切であることとマグネシウムの摂り方について私の体験をもとにまとめました。

一つの参考事例として読んでいただければ幸いです。

不調をきたした原因

先日のこちらの記事にも書いたのですが、3ヶ月間、自分に見合わない急激な運動が一つの要因で、心身の不調が出てきました。

不調になる数週間前、7〜8kmを早朝に走り、倒れる数日前には人生で初めて12kmを走ることができたので感動していたのですが・・・

数年ぶりの不調で、希死念慮もありひどく落ち込みました。

不調の原因を考え、対策した1カ月。
マグネシウム不足が最も関係していると私なりに感じました。

藤川先生の著書にこう書かれているのがヒントになりました。

運動中の命を守るマグネシウム

（前略）

マグネシウムは運動中にどんどん失われます。不足した状態のまま運動をすると、単に疲れがたまるだけでなく、突然の心臓疾患にみまわれることもあるのです。

（中略）

マグネシウムはスポーツをする子どもや大人が摂取すべき、最も重要な栄養素のひとつであることを忘れてはいけません。

リンク

藤川徳美：天才ごはん（方丈社）p.78

藤川先生がブログで注意喚起！

マグネシウムは運動中に失われ、トレーニング中のスポーツ選手は、運動・発汗・ストレスによる損失分を補うべきだと藤川先生のブログにも記載されています。

7月6日のブログ記事でも『汗をかく夏こそ塩化Mg入浴が必要』と汗でマグネシウムが排出されること、Jリーガーの足のつり、アスリートや野外仕事の方は特にマグネシウム補給が必要であることを注意喚起されています。

今夏は特にマグネシウムに関する記事が多く投稿されていることから、マグネシウム不足による不調の方が多く受診されているのだろうと想像しています。

マグネシウムの摂り方

マグネシウムには、点滴、経口、経皮の3つの摂り方がありますが、自宅で取り組める経口と経皮を私のやり方でご紹介します。

まずは経皮から摂り入れる

経口でサプリを飲むことも効果は高いのですが、胃腸の弱い私は、プロテインやサプリでよく不調になります。

特にマグネシウムのサプリは便がゆるくなりがちです。

便がゆるくなる手前までマグネシウムを摂るように藤川先生は言われていて、そうしたいのですが、すぐに便がゆるくなってしまうので思うようにサプリは飲めませんでした。

そこで私は、にがりを塗ったり塩化マグネシウム入浴を入念に行うことから始めました。

皮膚にぬる

にがりはこちらを肩や足首に塗っています。

※肌が敏感な方は水で薄めて塗布してください。

少し高級ですが、クリームのマグバームだとより塗りやすいかもしれません。

塩化マグネシウム入浴

塩化マグネシウム入浴は、こちらの死海の塩（塩化マグネシウム）を計量カップ1杯（200ml）を入れた湯船に5分以上浸かります。

家族で3人以上が浸かる場合は、3番目以降の方は「追いマグネシウム」で計量カップ1/2杯を追加します。

サプリメント

胃腸の調子がよければ、経口でのサプリメントでマグネシウムを摂ります。

便がゆるくなりにくいグリシン酸マグネシウムや複数の種類のマグネシウムが入っているウルトラマグを海外通販サイトiHerbで購入しています。

400〜800mgを朝、夕の2回に分けて飲みます。

私は最近は800〜1200mg飲んでいます。

運動の強度を下げてマグネシウム補給をして回復

海の近くや島に住んでいる人はマグネシウム不足である可能性があると藤川先生のブログに書いています。

確かに、中学生の頃から目の下がピクピクする眼瞼痙攣があったり、妊娠中にこむら返りになったりとマグネシウム不足の体質でした。

それが、この3カ月の強度な運動によりマグネシウム不足がすすみ、様々な不調が出てきたのだと思います。

ジョギングをウォーキングに変え、経皮や経口でマグネシウム摂取をしっかり行うことで希死念慮は治まりました。

1週間ほどは抗不安薬を服用していましたが、それがなくても希死念慮は出ずに過ごせています。

まとめ

• マグネシウムは運動中に失われる
• 運動・発汗・ストレスによる損失分を補うべき
• 夏こそマグネシウム入浴が必要
• 私は運動によりマグネシウム不足が加速し不調になった
• 胃腸の弱い私はにがりの塗布や入浴など経皮マグネシウム摂取をまず行った
• 胃腸の調子がよければサプリメントでマグネシウムを400〜800mg摂取
• 便がゆるくなりにくいグリシン酸マグネシウム、多くの種類が入っているウルトラマグがおすすめ